いよいよ年の瀬も近づいてきて、病院で普段勤務されている先生方も年末年始の休日モードへと移行しつつあるのではないでしょうか…?
ただ、医師にとって年末年始は、救急外来での当直を始めとした急患対応の激務が待っている期間であるのも事実…。
普段以上に忙しい救急外来診療を、より効率的に進めていくために役立つのが、
様々な先生方が投稿してくださっているAntaa Slideです!
2021年にも数多くのスライドが投稿される中、「Antaa Slide Award 2021」の開催も発表され、この12月は普段の月と比較すると非常に多くの素敵なスライドが投稿されていました!
「Antaa Slide Award 2021」は、2021年にAntaa Slideに投稿された全スライドの中から、
選考委員会(選考委員長:獨協医科大学総合診療医学・総合診療科教授の志水太郎先生)が選ぶ「Antaa Slide Award」、
医師5年目以下の投稿者の中から選ぶ「Antaa Slide Young Award」、
最もページ閲覧数が多かった「最多閲覧Slide賞」、
最も保存済み数が多かった「最多保存Slide賞」
をそれぞれ1点選出し、発表するものです。
引用)『Antaa Slide Award 2021開催!』Antaa~つながる力~公式Note
医学生および医師の勉強において欠かすことのできないプラットフォームとして
ますます盛り上がりをみせるAntaa Slide…!
今回は、救急外来でのアクションプランに悩んだ時にすぐに参照できる超実践的なAntaa Slideを紹介させていただきます!
しかも、どれも20-30ページ以内のスライドであり、数分ですぐに参照できるおすすめのものを厳選しました!
興味がある方はぜひ最後まで読んで、参考にしてみてくださいね◎
Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。
日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。
Antaaではこのようなスライド含め、様々なコンテンツがFacebookグループ・アプリで日々配信されていますので、以下のリンクより登録し視聴してみてください!(なんと無料です!)
⭐️Antaa医師医学生限定Facebookグループはこちらから
⭐️Antaaアプリダウンロードはこちらから👇
(iOS版)
(Android版)
※今回の記事は普段よりお世話になっている、
アンター株式会社COOの西山様含め、
Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。
スライドの掲載順については順不同です。
①糖尿病性ケトアシドーシスの治療
救急外来診療中に、意識障害や体動困難、けいれんなど様々な主訴で搬送されうる疾患の一つです。
顧問な疾患である一方、血糖の補正はかなり密なモニタリングをしなければなりませんし、Kの値やその他治療中の合併症には十分気をつけなければなりません。
覚えるべき項目も多い疾患なので、もし遭遇した時にすぐに思い出せるよう、Dr.KOMATSU先生が作成してくださっているこのスライドを一読しておくのがおすすめです!
【スマホ用】
②刺された?咬まれた? 救急外来の動物外傷 この動物さえ おさえておけば大丈夫
忘れた頃にやってくるのが動物外傷。外勤先での年末年始の当直中にも、ヘビにかまれた患者さんがやってくるかもしれません…。
ゆっくり救急医先生作成のこのスライドでは、それぞれの動物外傷に遭遇した際にどの様に鑑別し、何に気をつけて診療に当たるべきかの具体的なアクションプランを学ぶことができます!
救急当直はしているけれど、動物による外傷(咬傷・刺傷)の初期対応に自信がない方は必見です。
【スマホ】
③知っておきたい眼科救急3選
あれ、この患者さん眼科疾患かも…。でも年末年始には院内に眼科医がいない…。
ドクターK先生が作成されたこのスライドでは、眼科医がいなくてもある程度診断、初期対応ができるよう、緊急性の高い3つの疾患に絞って解説してくださっています!
眼科領域に苦手意識のある方はぜひ一度一読しておきたいスライドです!
【スマホ】
④救急CT、1相で見るか?ダイナミックで見るか? ~撮影のタイミングを考えよう~
いざ造影CTを取ろうとした時の撮影条件って、意外と悩みませんか…?
施設ごとのルーチン対応となりがちなポイントを、根拠に基づいてうた先生が解説してくださっています!
各疾患ごとにいつ、どのタイミングでどんな条件で撮影するのか、具体的な方針を学ぶことができる、ぜひ一度見ていただきたいおすすめのスライドです!
【スマホ】
⑤針と糸の選び方 『先生縫合の糸は何を出しますか?』 この問いに答えられない方は必見
腕や足を切った…そんな軽症外傷が多く来院するのも時間外救急診療の特徴です。
いざ縫合が必要になった際、あなたはすぐに針と糸を選べますか?
針と糸を選ぶには、針の種類・糸の太さ・材質などの下記の様な特徴の理解が必要です。
shun先生のスライドを参考にして、自分で針と糸を選択できるようになりましょう!
【スマホ】
今回紹介した以外にも、ぜひ見てもらいたいスライドが数多く存在します!
以下にまとめ記事を作成していますので、興味がある方は是非チェックしてみてください👇
では皆様、良いお年を!