医学生および医師の勉強において欠かすことのできないプラットフォームとして
ますます盛り上がりをみせるAntaa Slide…!
Antaa Newsに何度か出演させていただいていたり、Slideを定期的に投稿させていただいている事もあってか、
普段各種SNSで様々な方からAntaa Slideについての質問をいただきます。
今回は、臨床現場でのアクションプランに悩んだ時に実際にAntaa Slideを活用する手順について解説します。
最後には、最近自分自身が悩んだ際にとても役に立った、おすすめのスライドもいくつか紹介させていただきます。
興味がある方はぜひ最後まで読んでみてくださいね◎
Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。
日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。
Antaaではこのようなスライド含め、様々なコンテンツがFacebookグループ・アプリで日々配信されていますので、以下のリンクより登録し視聴してみてください!(なんと無料です!)
⭐️Antaa医師医学生限定Facebookグループはこちらから
⭐️Antaaアプリダウンロードはこちらから👇
(iOS版)
(Android版)
※今回の記事は普段よりお世話になっている、
アンター株式会社COOの西山様含め、
Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。
スライドの掲載順については順不同です。
1.具体的な活用方法
ER診療では毎日いろんな背景や主訴を持った患者さんが搬送されてくるため、診療方針の決定をはじめとした多くの意思決定が必要となります。
また、ICUでの勤務では日々様々な病態の患者さんを受け持つことになり、複雑な病態の患者さんの治療は悩ましいことも数多くあります。
そんな意思決定の連続となる医師の勤務において、根拠となるリファレンスは非常に大切です。
ガイドラインや論文、医学書など様々な情報を頼りに診療にあたっている事と思いますが、そんな中でもAntaa Slideを活用するのも非常に有用です。
具体的な手順を紹介しますので、以下の順で行ってみてください!
①Antaa アプリ、Antaa Slideをホーム画面に登録
まずは、スマホからすぐにAntaa Slideをチェックできるようにホーム画面にアプリやURLを登録しておきましょう!
目につくところにAntaaのマークを置いておくと、疑問を感じた時や悩んだ時にすぐにチェックする癖をつけることができます◎
アプリダウンロードが済んでいない方はこちらをタップしてください👇
⭐️Antaaアプリダウンロードはこちらから👇
(iOS版)
(Android版)
②検索機能をフル活用
Antaa Slideのページに到達したら、上部に設置されている検索バーに、キーワードを入力します。
例えば透析患者さんの初期診療で悩んだ時には、検索バーに「透析」と入力します。
Antaa Alideの検索機能はとても優秀で、スライドのタイトルはもちろん、スライド内の文章も読み取って検索結果に反映させることができます!
たくさんのスライドの中から今の自分に最も適したスライドを見つけるコツは、なるべく多くのスライドがヒットするよう1単語でシンプルに検索することです◎
③Slideの中からタイトルを参考に最適なものを選択
このキーワードで検索すると、少なくとも20個以上のスライドがヒットします!
いかにAntaa Slideには素敵なスライドが数多く登録されているか痛感しますね…!
今回はそれらの中でも、救急外来診療で役立ちそうなスライドを選択してみます👆
④該当箇所を読み進めてチェツク➡保存!
そしてざっと目次などを参照しながら、今回知りたかった情報や周辺知識を学んでいくと…
まさに今回知りたかった情報が集まったスライドを発見しました◎
もちろん経験した症例を記憶が新しいうちに一度復習しておくことで記憶はだいぶ定着するのですが、もっとおすすめなのはAntaaの保存機能を活用することです!
よく参照するスライドはあらかじめ保存しておくと、このように毎回検索する手間を省くことが出来ます!
以下により詳しい活用方法を記事にしているので、こちらも忘れずチェックしてみてください👇
Antaa Slideを活用した救急外来診療の振り返り方法についてはコチラの記事を参考にしてみてください👇
2.最近活用した、おすすめのスライド紹介!
最後に、最近投稿されていたスライドの中でも特に臨床で役に立ったスライドを紹介させていただきます!
興味があるものを見つけた方は是非チェックしてみてください◎
①もう悩まない!血尿診療の3Rules!
ERやICUでも検査する機会の多い尿検査。その中でも無症状の尿潜血陽性については、なんとなく患者さんの病態の影響だろうと判断して流してしまうことも多かったのですが、先日中年男性で尿赤血球に加え尿蛋白も検出された方を経験しました。
普段から尿検査を吟味して鑑別を考える機会も少なかったので、思わずAntaa Slideで血尿と検索したところこのスライドに出会いました。
尿所見を元に想定される疾患を場合分けして、適切な専門科へと紹介することが出来るのを目指した、非専門医であれば全員一度は読んでいただきたいとても実践的なスライドです👇
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②糖尿病治療薬アルゴリズム 〜薬効ごとのまとめ〜
先日救急搬送された後に緊急入院された、未治療の糖尿病患者さんの入院管理をする機会がありました。
2型糖尿病で肥満のある糖尿病患者さんだったので、まずはメトホルミンが追加されていたのですが、それ以降も血糖コントロールに難渋していたためインスリンスケール対応に加えて内服薬を追加することとなりました。
どの薬剤を追加するべきか、悩んだ際に参考にしたのがこちらのスライドです。
それぞれの一般的な薬物作用機序に留まらず、実際の既往疾患に応じた使い分けについても詳しく記載されており、本当に参考になりました。
非専門医でも実践しやすい、シンプルなフローチャートは今後も参考にしたいなと思っています。
興味がある方は是非参考にしてみてください👇
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今回紹介した以外にも、ぜひ見てもらいたいスライドが数多く存在します!
以下にまとめ記事を作成していますので、興味がある方は是非チェックしてみてください👇