医学書レビュー

【2020年最新版】令和の初期研修医1年目が4月に読むべき参考書5選


3月の卒業シーズンも終わり、この4月からいよいよ研修医として働く方も多いと思います。

この時期に後輩たちから必ずといっていいほど聞くのは、

「何の参考書を買ったらいいでしょうか…?」

という質問です。

今回は、初期研修医1年目が4-5月など研修医生活の最初に読むべき

選りすぐりの5冊をご紹介します!

これから何の勉強を使用か迷っている方は、是非参考にしてみてください!

1.『内科レジデントの鉄則』

 

あまりに有名な参考書であり、冗談抜きに日本中の研修医は必ず一冊持っているのではないかというこの本。

内科分野の初めに読む教科書としては間違いなくこの一冊をお勧めします!

以下基本情報のまとめです。

より詳しいレビューが気になる方はこちらをチェックしてみてください👇

【レビュー】『内科レジデントの鉄則』【研修医は必ず購入すべき参考書です】内科分野の初学者である初期研修医1年目に最もおすすめしたい参考書は、『内科レジデントの鉄則』です。この一冊で研修中に必要な内科救急や入院管理の重要知識をわかりやすく効率的に学ぶことが出来ます。学んだ知識をノートのように書き込むことでさらに記憶に定着しやすくなるので是非購入し学習に役立ててください。...
【基本情報】
タイトル:内科レジデントの鉄則 第3版
著者:聖路加国際病院内科チーフレジデント (編集)
出版社:医学書院
発行年月日:2018/4/16

 

【分野】
内科 総合内科 プライマリケア

 

【タイプ】
症例・疾患ベース

 

【ターゲット】
国家試験終了後の医学生~初期研修医1年目(特に前半)

 

【推定読了時間】
10-12時間

 

【背景・作者の想い】
●蓄えた知識を最大限生かし、緊急性・重要性を判断したうえでいかに行動するかに主眼を置いている。

 

●良く遭遇する症例をベースに、必須の知識の整理、適切なワークアップ、具体的な初療が学習できるような教科書を目指している。

 

【学べること】
●現場でよく遭遇する症候の鑑別
例)入院中の患者の発熱で見逃しやすい、想起すべき原因は?(7つ)

 

●内科救急の具体的初期対応
例)高Kの重症度判定と具体的な治療薬は?(投与量も含め)

 

●悩ましい入院患者の管理
例)refeedingで想定すべき電解質異常は?

 

  【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:
【医学書レビュー】5つ星評価の各項目とその概要について当サイトの医学書レビューをご覧いただきありがとうございます。 医学書レビューの各記事の5つ星評価の各項目とその概要について説明した...

 

2.『研修医になったら必ず読んでください』

思わずタイトルに惹かれてジャケット買いしたくなるこちらの一冊。

初期研修医に必要な知識や心構えがふんだんに盛り込まれています!

興味がある方は手に取ってみてください。

【レビュー】『研修医になったら必ず読んでください』【まさに研修医の初学書、ジャケ買いもありですよ】初期研修医として勤務する2年間で必要な知識、手技、能力ををより効率的に身に着けたくはないですか?この参考書、『研修医になったら必ず読んでください』には研修医が習得すべきすべての事項が網羅的にわかりやすく掲載されています。興味がある方はこの記事を読んだのちに是非手に取ってみてください。...

 

【基本情報】
タイトル:研修医になったら必ず読んでください
著者:岸本 暢将 岡田 正人 徳田 安春
出版社:羊土社
発行年月日:2014/2/25

 

【タイプ】
通読⇒辞書的な使い方

 

【ターゲット】
初期研修医1年目(特に前半)

 

【推定読了時間】
8-10時間程度

 

【背景・作者の想い】
●2年という短期間で効率的に研修生活を送る秘訣を伝授したい

 

●研修医生活で本当に必要な臨床力を養える教科書にしたい

 

【学べること】

 

●研修医に必要な心構え
例)スタッフから好かれる研修医の条件、わかりますか?

 

●診察・問診・EBMに基づいた治療方針決定
例)クレームから学ぶコミュニケーション上達法

 

●初期研修医時代に身に着けたい基本的手技のコツと注意点
例)CV・Aライン・挿管を自信をもってできますか?

 

【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:

 

3.『ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson』

基本手技を学ぶ決定版と言えばこの一冊。

見やすくて面白いイラストと、随所にちりばめられた手技のコツは必見です。

将来指導する側になっても役に立つ、必ず一冊は持っておきたい参考書の一つです。

【レビュー】『ねじ子のヒミツ手技』【これ以上わかりやすい基本手技の参考書はないと思います】新人看護師や研修医にとって最大の鬼門の一つである、外来や病棟での基本的手技を体系的に楽しく学びたくはありませんか? 今回紹介する『ねじ子のヒミツ手技』は、わかりやすく面白いイラストが満載で、あっという間に通読できてしまいます。 個人的には医療従事者はみんな携帯すべき参考書だと思いますのでぜひ手に取ってみてください。...

【基本情報】
タイトル:ねじ子のヒミツ手技 1st Lesson
著者:森皆 ねじ子
出版社:出版会社SMS
発行年月日:2009/6/29

【タイプ】
図表多め・手技項目別

【ターゲット】
看護学生~看護師
医学生・初期研修医

【推定読了時間】
3-4時間

【背景・作者の想い】
手技ごとにコツや注意点を図解しており、手技を行う前後で読むことを想定している
※通読せず、効率的に飛ばし読みすることを推奨
自分なりのポイントやルールを書き加えていき、「あなたのヒミツ手技」を作っていく

【学べること】
●手技を行う前の効率的で過不足のない物品準備
※自分で準備できなければスタートラインにも立てません!
※自分で点滴を組み立てることはできますか?
※CVの際に注意すること、患者さんの体位や自身のポジショニングのポイントは?

●外来や病棟で必要となる様々な基本的手技のポイントや注意点
◎採血・注射 ◎気道確保・挿管 ◎CV・Aライン ◎各種ドレーン ◎硬膜外麻酔 その他多数

●自分自身が指導する側に立った際の後輩への的確なアドバイスに必要な知識
※初めてAラインにトライする後輩に伝えるべきポイントや注意事項は?

【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:

 

4.『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』

複雑な血液ガス分析をたった2時間半で楽しくわかりやすく教えてくれるこちらの一冊。

時間やお値段の観点からもコスパ最強の一冊です。

【レビュー】『竜馬先生の血液ガス白熱講義150分』【血液ガス分析の初学書といえばこの本一択です】血液ガス分析は大変有用な検査であるため、臨床でもよく施行される検査ではありますが解釈が難しいことも多々あります。 そんな血液ガス分析の基本をわかりやすく、しかも短時間で学ぶことが出来るのがこちらの一冊。 一度飲み会を我慢する程度の時間、価格で血液ガス分析の基本をマスターできてしまうので是非手に取ってみてください。...

 

【基本情報】
タイトル:竜馬先生の血液ガス白熱講義150分
著者:田中 竜馬
出版社:中外医学者
発行年月日:2017/2/8

 

【タイプ】
講義型

 

【ターゲット】
初期研修医1年目(特に前半)

 

【推定読了時間】
2-2.5時間

 

【背景・作者の想い】
●血液ガスの読み方を短時間でマスターできる人気セミナーの内容を書籍化

 

●つまづきやすいポイントは丁寧に、血液ガスの基本や正しい使い方を解

 

●読者に血液ガスから複雑な病態を紐解く、血液ガスが読める楽しさを味わってほしい

 

【学べること】
●血液ガス所見を読む際に必要な用語、概念をわかりやすく網羅
例)PAO2の「A」って何でしょう? A-aDO2の計算式の意味を理解せず、丸暗記していませんか?

 

●血液ガスから真の低酸素血症の原因を見つけ出す評価方法
※低酸素血症≠呼吸器疾患!

 

●pH正常の血液ガス所見に隠された代謝異常を見つけ出す方法
例)ΔAG・補正HCO3-を計算してますか? 

 

●複雑な病態を明らかにする補正式の計算方法と適切な代償の判断
例)このガス所見は代謝性アシドーシスを呼吸性に代償…出来ているのかいないのか?

 

【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:

 

5.『ただいま救急外来診断中!』

研修医の2年間の主戦場である救急外来…誰もが最初は不安です。

その際に救急分野の初めに読むべき一冊としておすすめするのがこちらの一冊。

近年の研修医はおそらく必ず一冊持っているのではないかと思うほどの人気の参考書です!

【レビュー】『ただいま救急外来診断中!』【救急科の勉強はまずはこの一冊からスタートしましょう】救急外来で何をしていいかわからず、棒立ちになってしまった経験はありませんか…? 救急外来の基本について何もわからない初期研修医の救急科の初学書として強くお勧めするのがこの一冊。是非手に取って勉強し、自ら行動できる立派な医師となってください。...

 

【基本情報】
タイトル:救急外来 ただいま診断中!
著者:坂本壮
出版社:中外医学社
発行年月日:2015/12/3

 

【タイプ】
症候別の通読+上級医と研修医の対話形式の症例検討

 

【ターゲット】
1年目初期研修医(特に前半)

 

【推定読了時間】
12-13時間

 

【背景・作者の想い】
●何もわからない研修医が救急外来で共に戦える仲間へと成長できるように教育したい

 

●救急外来での基本事項を定期的に研修医向けに行っていた勉強会の内容がベースとなっている。

 

【学べること】
●合計22つもの症候別に救急外来で必要な知識を体系的に習得
例)意識障害・失神・心筋梗塞・CPA他内科救急のメジャーな症候を網羅

 

●豊富な鑑別や病態の解釈、スコアリングの必要性など救急医の思考パターン
例)意識障害をきたす疾患がいくつ言えますか? Well’s criteriaを付けるべきタイミングは?

 

●初期研修医が陥りやすい救急外来でのピットフォールを上級医との楽しい対話形式で疑似体感
例)痙攣している患者さんがやってきたら、まず何をしますか?●論文や成書だけでは学びきれない、現場で使いやすいclinical decision ruleも多数掲載されており、明日からの救急外来での業務にすぐに生かせる思考力
例)BZ系で止まらない痙攣重責…どうしましょうか?
そもそも痙攣重責と臨床上判断する基準は大きく2つ、わかりますか?

 

 
【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:

 

6.まとめ

いかがだったでしょうか?

気になる一冊は見つかりましたでしょうか?

いづれも著者が自信を持ってオススメする本ばかりなので、

迷った際にはこれを機会にまとめて購入するのもありですよ◎

それぞれ詳しいレビューもありますのでそちらもチェックしてみてください!

 

 

 

 

 

この記事を読んで参考になった方、面白いと思ってくださった方は

 

今後も定期的に記事を更新していきますので

 

LINE登録Twitterのフォローnoteの登録よろしくお願いいたします!
みなさまのリアクションが今後の記事を書くモチベーションになります!