突然ですが、皆さんは文章を書くのは得意ですか?
医師として病院で勤務していると、紹介状作成や上級医とのメールのやり取りなど、思った以上に文章を書く機会がありますよね。しかし、社会人として適切な言葉を用いたメールの書き方は、意外と教えてもらう機会が少ないですよね。
そんな中、上級医の文面を見よう見まね(もしくは完全コピーペースト?)でなんとか作成している先生方も多いのではないでしょうか。
今回は、明日から実践できるメールやコンサルテーションオーダーの書き方について、研修医時代の私がやりがちだった間違いを以下に凝縮、再現したので、それを参考にしつつ、反面教師として学んでいただければと思います。
Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。
日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。
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※今回の記事は普段よりお世話になっている、
アンター株式会社COOの西山様含め、
Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。
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しくじりレジデントから学ぶ!研修医のルール・マナー ~文章力(メール)編~
以下、スライドの文章まとめです。URL等参考にしていただれば幸いです◎
【研修医向け ルール・マナーの総論】ビジネスメール編
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当スライドの参考文献・資料 『メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない 77のルール』 藤田英時 著 日本実業出版社 『仕事が速い人はどんなメールを書いているのか』 平野友朗 著 文響社 〈参考URL〉文化庁 平成19年2月文化審議会答申 「敬語の指針」
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今回のポイント 1.ビジネスメールの型を身に付けるべし 2.常に読み手の立場に立って考えるべし 3.適切な敬語を使うべし
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メールの一例 修正すべきポイントは…?
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ビジネスメールの型 を身に付けるべし
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ビジネスメールの基本 ●基本的に宛名→挨拶→本文→結び→署名の順 ・文頭に相手の名前を記載➡挨拶して文章を記載 ・メールを締める結びの一文を忘れない
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ビジネスメールの型を身に付けるべし 相手の名前を記載していない 締める結びの一文・署名がない
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常に読み手の立場に立って 考えるべし
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読み手の立場に立つ ●短時間で多くの情報を端的に理解できる 返信しやすいメールを意識 ・結論(相談事項)→理由→詳細の順に記載 ●件名:受信トレイの視認性を上げることを意識 ・メールの話題や内容が大まかに伝わることが大切 ・例)送信元である自分の名前と肩書きや所属先も記載
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常に読み手の立場に立って考えるべし 件名に工夫の余地あり 相談事項・結論が最後まで読まないとわかりにくい
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適切な敬語 を使うべし
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間違いやすい敬語の一例 ●了解です ・実は目上の人に用いるには不適切 ➡「承知いたしました」と書き換え ●させていただく ・基本的には自分側が行うことを (1)相手側や第三者の許可を得て行い (2)そのことによって恩恵を受ける場合に使用 ➡上記を満たさない場合は「いたします」への 書き換えを常に意識
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ポイントを参考にしたメールの一例
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Take home message 1.ビジネスメールの型を身に付けるべし 2.常に読み手の立場に立って考えるべし 3.適切な敬語を使うべし
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医学の学び・医学書レビューを発信させていただいています 今回のスライド内容を記事で読みたい方はこちら👇 https://connect.doctor-agent.com/article/column366/ ブログ(勉強ノート・医学書レビュー) https://dancing-doctor.com/