医学書レビュー

【レビュー】武装せよ!当直研修医のためのERのTips【令和の研修医が知っておくべき知識を網羅!】

回転性のめまいは末梢性のめまいと考えてよいのですか…?

耳漏が出ているのは中耳炎ですか…?

膝が腫れている時どの様に診察したらいいですか…?

どうして足関節は内反しやすいんですか…?

これらは日々ERで後輩と仕事をする中で質問される素朴な疑問です。

このような研修医の先生方にとってのER診療における素朴な疑問は、

私達専攻医にとってもどうしてだろう…?と悩んでしまうものも数多くあります。

この悩みを解消しようとして様々な本を読み漁っていたところ、

この一冊に出会いました。

本書を読むことで

救急外来で知っておくべきコモンな疾患や症候における基礎知識を学んでおくことが出来ます!

今回、救急外来での疑問解消のために読むべき一冊として自分が自信をもっておすすめするのがこちらです👇

 

これからご覧いただく医学書レビューは、

これまで研修医時代に100冊以上の医学書を読み

その中でもオススメの医学書のレビューを月5冊以上書いている

ある救急科専攻医のレビューです。

医学生や研修医、各分野の初学者の気持ちが痛いほどわかるので、

是非この一冊を手に取ってみたいと思っていただけるようなレビューを心がけています!

 

 

 

1.本書のターゲット層と読了時間

 

【ターゲット層】

初期研修医(特に1年目後半以降)から、後輩の指導に当たる後期研修医

【推定読了期間】

9-10時間程度

です。

2.本書の特徴

本書は、安藤裕貴先生が執筆された、初期研修医のためのERのTipsをまとめた一冊です。

本書の特徴について、以下の公式HPより引用させていただきました。

【本書の特徴】

『泣くな研修医』(中山祐次郎著、幻冬舎文庫)で知られるように、日本の夜間救急外来は当直研修医によって支えられています。指導医によるしっかりとした指導があるかと思いきや、それが希薄な病院も多々あり、目の前の患者さんの対応に泣き泣き対応している研修医があるのも真実でしょう。
本書は2016年に刊行されたものを、著者の研修医教育に対する熱い想いと最新情報を盛り込み、大幅な誌面改変を行って、研修医が救急外来で抱える疑問や悩みどころを288のレジデント・クエスチョンとして答える形にまとめあげました。気合入って初版より200頁ほど増頁となっていますが、一気に読めてしまうと中山祐次郎先生のお墨付き。
救急外来で一人泣いている研修医に寄り添える書になればと思います。

引用)三輪書店オンラインショップ / 武装せよ!当直研修医のためのERのTips~288個のレジデントクエスチョン (miwapubl.com)

本書を読むことで学べる項目は特徴的なものをピックアップすると、このようになります👇

【本書で学べることの例(目次一部引用)】

頭痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
RQ 1 頭痛はまず何から考えたらよいですか?
RQ 2 クモ膜下出血が怖いので、頭痛には全例頭部CT 撮影すれば安心だと思うのですが?
RQ 3 クモ膜下出血の頭部CT 読影のコツを教えてください

ER の用法注意薬
RQ 1 薬剤歴(内服歴、投薬歴、処方歴)の考え方を教えてください
RQ 2 中毒の被疑薬を調べたいときはどうしたらよいですか?
RQ 3 ワルファリン内服者はどのような点に注意が必要ですか?

これらは研修医の先生方にとっては今後どのような診療科に進んでも学んでおくべき大切な事項であると思います。

3.個人的総評

【評価】
必要性:
本の薄さ:[jinstar3.5 color=”#ffc32c” size=”16px”]
わかりやすさ:[jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
面白さ:[jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
継続使用度:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
オススメ度:
※Amazon評価:

本書の特徴はなんと言っても、ER診療で悩むことが多い素朴な疑問に関してほぼ網羅的に解説されていることです!

ひとつずつの疑問に対するページ数も多すぎる事なく完結にまとまっているので、苦痛を感じることなく読み進めることができます◎

これらの質問は、初期研修医を指導する立場の上級医にとってもドキッとする、核心をついたものばかりです…。

今後ER診療をする中で、日々疑問に感じた時にさっと参照できる、辞書のような一冊であり、読み終えた後もずっと使い続ける事のできる一冊だと思います。

これらは本書の個人的な評価であり、しかも何様だよと言われてしまうことは重々承知ではありますが、自分は

本書は救急外来での数多くの疑問を解消してくれる、ER診療における道標となる一冊である!

と感じました。

4.おすすめの使い方・読み進め方

【本書のおすすめの読み方・活用方法】

これまで悩んだ診療を思い出しながらまず通読!

救急外来で悩んだことは本書を辞書代わりに検索し悩みを解消する!

個人的におすすめの使い方をご紹介します!

著者個人の意見としては、まずざっと一冊通してどこにどのようなことが

書いてあるのかを読んでみて把握することをおすすめします。

それぞれの疑問に対する回答の情報はかなり濃いため、

一度通読しただけではなかなか自分の知識として消化できないこともあるかと思います。

なので、その後は経験した症例の前後で読み直して復習し、

実際の症例を通じてインプットとアウトプットをたくさん経験することで定着させていくことが大切かと思います。

5.まとめ

【本書のまとめ】

本書は救急外来での数多くの疑問を解消してくれる、ER診療における道標となる一冊である!

まとめると、本書はER診療でなやむ疑問について、わかりやすく学ぶことができる研修医には本当におすすめの一冊です。もちろん、研修医を指導する立場の上級医の先生方にとってもおすすめです。

この一冊を通じて学ぶことで、

今後ER診療でのもやもやとしたストレスは激減します!

今後の学びや業務をより良いものにしたい方には是非手にとっていただきたい一冊です◎

以下に要点や基本事項をまとめましたので、

購入する際には是非参考にしていただければ幸いです👇

【基本情報】
タイトル:武装せよ! 当直研修医のためのERのTips~288個のレジデントクエスチョン
著者:安藤 裕貴
出版社:三輪書店
発行年月日:2021/7/14

【ターゲット層】

初期研修医(特に1年目後半以降)から、後輩の指導に当たる後期研修医

【推定読了期間】

9-10時間程度

【本書の特徴】

『泣くな研修医』(中山祐次郎著、幻冬舎文庫)で知られるように、日本の夜間救急外来は当直研修医によって支えられています。指導医によるしっかりとした指導があるかと思いきや、それが希薄な病院も多々あり、目の前の患者さんの対応に泣き泣き対応している研修医があるのも真実でしょう。
本書は2016年に刊行されたものを、著者の研修医教育に対する熱い想いと最新情報を盛り込み、大幅な誌面改変を行って、研修医が救急外来で抱える疑問や悩みどころを288のレジデント・クエスチョンとして答える形にまとめあげました。気合入って初版より200頁ほど増頁となっていますが、一気に読めてしまうと中山祐次郎先生のお墨付き。
救急外来で一人泣いている研修医に寄り添える書になればと思います。

引用)三輪書店オンラインショップ / 武装せよ!当直研修医のためのERのTips~288個のレジデントクエスチョン (miwapubl.com)

【本書で学べることの例(目次一部引用)】

頭痛のクリニカル・ディシジョン・ルール
RQ 1 頭痛はまず何から考えたらよいですか?
RQ 2 クモ膜下出血が怖いので、頭痛には全例頭部CT 撮影すれば安心だと思うのですが?
RQ 3 クモ膜下出血の頭部CT 読影のコツを教えてください

ER の用法注意薬
RQ 1 薬剤歴(内服歴、投薬歴、処方歴)の考え方を教えてください
RQ 2 中毒の被疑薬を調べたいときはどうしたらよいですか?
RQ 3 ワルファリン内服者はどのような点に注意が必要ですか?

【評価】
必要性:
本の薄さ:[jinstar3.5 color=”#ffc32c” size=”16px”]
わかりやすさ:[jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
面白さ:[jinstar4.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
継続使用度:[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]
オススメ度:
※Amazon評価:

【本書のおすすめの読み方・活用方法】

これまで悩んだ診療を思い出しながらまず通読!

救急外来で悩んだことは本書を辞書代わりに検索し悩みを解消する!

【本書のまとめ】

本書は救急外来での数多くの疑問を解消してくれる、ER診療における道標となる一冊である!

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