学習

【10分で理解できる】ABCDアプローチのまとめ【みんなの救命救急科】

様々なハンドブックや参考書を勉強しても、なぜか上手に救急診療ができないのは、

ABCD アプローチを真に理解できていないからかもしれません…。

腹痛であれ、失神であれ、どんな患者さんであっても、まずは

A(気道)・B(呼吸)・(循環)・D(意識)を評価し、

安定化させるABCD アプローチを行うのが救急診療の基本です。

救急外来診療、院内急変に苦手意識を持つみなさまが、

少しでも自信をもって診療にあたることができるよう、願いを込めてスライドを作りました。

是非一度、ご一読していただければ幸いです!

Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。

日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。

Antaaではこのようなスライド含め、様々なコンテンツがFacebookグループ・アプリで日々配信されていますので、以下のリンクより登録し視聴してみてください!(なんと無料です!)

⭐️Antaa医師医学生限定Facebookグループはこちらから

⭐️Antaaアプリダウンロードはこちらから👇
(iOS版)
(Android版)

 

※今回の記事は普段よりお世話になっている、

アンター株式会社COOの西山様含め、

Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。

詳細はコチラをチェック👇

『Antaa』とは?【登録無料!医学生・医師向けオンラインプラットフォーム】医師は一生学び続けなければならない仕事と、世間一般的には言われています。 日々忙しく働く中、自分自身の専門家の知識は深まっていく一方で、 他科の情報や知識のアップデートは難しいなと感じている先生方も多いと思います。 また、研修医の先生方はまだまだ慣れない職場は、毎月のローテで仕事に慣れるのに精一杯の中、自己研鑽の時間を確保できないこともあると思います。 今回は、そんな悩みを解決する参考になればと思い、 日々僕自身もお世話になっている医師同士の情報共有プラットフォームである『Antaa』についてご紹介させていただきます。 その中でも、自分自身がAntaaの中で普段多用させていただいている 素晴らしいツールを3つ厳選して紹介したいと思います。 今回の記事は普段よりお世話になっている、アンター株式会社COOの西山様含め、Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。...

【スマホ向け】

【PC向け】

 

ABCDアプローチについて、書籍で学びたい方はコチラ👇

以下、スライドの文章まとめです。URL等参考にしていただれば幸いです◎

ABCDアプローチ【救急診療の総論】

  1. JCSⅢ-300です! 血圧が60です! 脈が触れません! 救急診療では 迅速な判断が重要

  2. どこで診ますか? 採血と点滴は どうしますか? 待合の患者は どうしますか? 意思決定すべき ことがたくさん… 何から手をつけよう…?

  3. 処置室で! ルートは18G リンゲル液で2本確保で! この患者さんを 優先して診よう! 両者の違いは…?

  4. 重症患者の初期対応は 酸素の取り込みだけを 念頭に進める! Primary survey ABCDアプローチ

  5. Primary survey 酸素の取り込みの順に評価

  6. ABCDアプローチ 酸素の取り込みの順に評価+介入

  7. なぜ酸素の取り込みが重要?

  8. Primary survey ABCDアプローチ 酸素の取り込みを 意識した概念

  9. 用語の整理 参考)日本外傷学会外傷初期診療ガイドライン改訂第6版

  10. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ (ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey ABCDアプローチ

  11. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ (ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey ABCDアプローチ

  12. 来院前から 戦いは始まっている…!

  13. 来院前の確認事項・すべきこと ●チームメンバーの自己紹介 ●現在知りうる情報の共有 ●何が予想されるか? ●役割分担 ●リソースは十分か? ●提案や心配事はあるか?  受け入れの短時間に ”みんなで” 確認

  14. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ (ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey ABCDアプローチ

  15. 救急車内から 処置室まで 第一印象の評価

  16. 第一印象の評価 救急車から初療室に移動するまでの 短時間(15秒程度)で生理学的な異常の有無を評価

  17. General appearanceは PAT を参考に

  18. 第一印象の実際の評価の流れ

  19. 重症かもしれない… 緊急度の早期認知が目的 どこで対応する? マンパワーは十分? 資器材の準備は?

  20. ❝いままであなたが言った中で 一番勇敢な言葉は?❞ 僕がたずねると馬はこたえた. ❝助けて❞ ― Mackesy C. The Boy, the Mole, the Fox and the Horse.

  21. 重症患者の初期対応

  22. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ (ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey ABCDアプローチ

  23. Take home message ●第一印象を評価し重症と判断したら  助けを呼びつつOMI! ●バイタルサインや検査値にとらわれない   primary surveyで異常を評価せよ! ●Aから順に評価と介入を進めABCの安定化を  最優先! ●ABCを安定させたら、今後の方針決定に  必要な検査と診察を進めて判断を!

  24. https://dancing-doctor.com/minna-qq/

  25. 医学の学び・医学書レビューを発信させていただいています 公式LINEアカウント(定期動画配信+限定情報!) https://line.me/R/ti/p/%40339dxpov ブログ(勉強ノート・医学書レビュー) https://dancing-doctor.com/