学習

【Antaa slide】『5分で学べる低血糖治療のまとめ』

ERの頻用薬について、院内で初期研修医向けにレクチャーを行った内容を一部共有させていただきます。

今回は見かける頻度も高い、低血糖の治療についてです。

末梢静脈路が取れない時、どうすればいいのか…?

低血糖治療後の入院適応はどう考えたらよいのか…?

低血糖診療で知っておくべきエッセンスを5分で学べる形にまとめました。

Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。

日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。

Antaaではこのようなスライド含め、様々なコンテンツがFacebookグループ・アプリで日々配信されていますので、以下のリンクより登録し視聴してみてください!(なんと無料です!)

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※今回の記事は普段よりお世話になっている、

アンター株式会社COOの西山様含め、

Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。

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『Antaa』とは?【登録無料!医学生・医師向けオンラインプラットフォーム】医師は一生学び続けなければならない仕事と、世間一般的には言われています。 日々忙しく働く中、自分自身の専門家の知識は深まっていく一方で、 他科の情報や知識のアップデートは難しいなと感じている先生方も多いと思います。 また、研修医の先生方はまだまだ慣れない職場は、毎月のローテで仕事に慣れるのに精一杯の中、自己研鑽の時間を確保できないこともあると思います。 今回は、そんな悩みを解決する参考になればと思い、 日々僕自身もお世話になっている医師同士の情報共有プラットフォームである『Antaa』についてご紹介させていただきます。 その中でも、自分自身がAntaaの中で普段多用させていただいている 素晴らしいツールを3つ厳選して紹介したいと思います。 今回の記事は普段よりお世話になっている、アンター株式会社COOの西山様含め、Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。...

【スマホ用】

【PC用】

以下、スライドの文章まとめです。URL等参考にしていただれば幸いです◎

本日の目標 Step1. とりあえずの味塩コショウ 必要な薬剤を妥当な容量で投与 Step2. きらりと光る岩塩や粒コショウ 各症例に合わせた薬剤選択・投与量調整 スライド画像)広島大学病院 演者作成

来院前・来院後の簡易血糖➡低値 ●意識障害あり…  ➡50%ブドウ糖液 40mlを静注  救急隊の血糖測定:DMの既往+JCS2桁以上   ●意識障害なし…すぐに経口!  ➡ブドウ糖末10g投与 参考)内科レジデントの鉄則 第3版

低血糖…意識障害+末梢静脈路困難! ●グルカゴン1mg筋注 ●グルカゴン3mg点鼻  ・肝グリコーゲン放出で血糖↑  ※アルコール接種歴ありは効果△

低血糖➡グルカゴンという選択肢 引用) https://www.club-dm.jp/basic/hypo/remendy.html 引用) https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20210531-OYTET50007/ 低血糖リスクの高い方に 事前に処方

血糖を補正したら… 引用) 日本糖尿病学会 編・著 糖尿病療養診療の手引き 改訂第5版 【Whippleの3徴】 ①低血糖に矛盾しない症状 ②血糖低値 ③血糖補正後の症状改善   改善が見られない場合…  他の病態の合併を考慮

低血糖 入院の適応判断 ●原因薬剤  持続時間が長い/容量が多い  ex)SU剤など ●原因が判然としない  DM薬・インスリン以外が原因 ●ERで低血糖を繰り返す

医学の学び・医学書レビューを発信させていただいています 公式LINEアカウント(定期記事配信+セミナー情報) https://line.me/R/ti/p/%40339dxpov ブログ(勉強ノート・医学書レビュー) https://dancing-doctor.com/antaa

 

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【レビュー】救急外来ドリル〜熱血指導! 【ニガテ症候を解決するエキスパートの思考回路を身につける】毎日様々な主訴を持った患者さんが搬送されてくるERでは、まんべんなく全ての分野の知識を持っておく必要があります。 ですが、我々も人間である以上、苦手な分野があるのも事実… 少し苦手意識があるなあ…と感じてしまう主訴を持った患者さんを対応することも往々にしていあります。 ER診療における、自分の苦手分野を克服したい!と思っていた時にこの一冊に出会いました。 本書を読むことでこれまで苦手意識を持っていた主訴で来院されている患者さんに出会ったとしても自信を持って対応することができます! より具体的なER診療について学ぶ上で読むべき一冊として自分が自信をもっておすすめするのがこちらです...