医学書レビュー

【レビュー】『内科レジデントの鉄則』【研修医は必ず購入すべき参考書です】


3月の卒業シーズンも終わり、この4月からいよいよ研修医として働く方も多いと思います。

この時期に後輩たちから必ずといっていいほど聞くのは、

「何の参考書を買ったらいいでしょうか…?」

という質問です。

その際に内科分野の初めに読むべき一冊としておすすめするのがこちら。

そう、「内科レジデントの鉄則」です。

あまりに有名な参考書であり、冗談抜きに日本中の研修医は必ず一冊持っているのではないかというこの本。

もはや説明不要なのかもしれませんが記事にまとめてみたいと思います。

これからご覧いただく医学書レビューは、

これまで研修医時代に100冊以上の医学書を読み

その中でもオススメの医学書のレビューを月5冊以上書いている

ある救急科専攻医のレビューです。

医学生や研修医、各分野の初学者の気持ちが痛いほどわかるので、

是非この一冊を手に取ってみたいと思っていただけるようなレビューを心がけています!

1.ターゲット層

「入院中の患者さんが発熱した!どうしよう…」

「わ!採血したら高K血症だ!何をどうしたらいいんだっけ…」

研修医として勤務を始めたばかりのころは、毎日悩むことばかりです。

自分も例外なくそんな研修医の一人でした…

すぐに先輩や上級医に相談したくなるところをぐっと我慢して、

一旦まずは自分で考えることが肝要です。悩んだ時こそ成長のチャンス!

そんな時に役立つのがこちらの一冊。ターゲット層や推定読了期間はこちら👇

ターゲット層は、

国家試験終了後の医学生~初期研修医1年目(特に前半)

推定読了期間

10-12時間程度

2.本書の特徴

本書はかの有名な聖路加国際病院の内科チーフレジデントの先生方が、

●蓄えた知識を最大限生かし、緊急性・重要性を判断したうえでいかに行動するかに重点を置いて

 

良く遭遇する症例をベースに、必須の知識の整理、適切なワークアップ、具体的な初療の学習を目指して

 

制作した珠玉の一冊なのです。
この本を読み終えた時には、

 

●現場でよく遭遇する症候の鑑別
例)入院中の患者の発熱で見逃しやすい、想起すべき原因は?(7つ)

 

●内科救急の具体的初期対応
例)高Kの重症度判定と具体的な治療薬は?(投与量も含め)

 

●悩ましい入院患者の管理
例)refeedingで想定すべき電解質異常は?

 

など、今後何科に進んでも大事な基礎となる内科で学ぶべき重要事項を学習している事でしょう。

3.個人的総評

  【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:
わかりやすさについては難解な病態をできるだけシンプルに説明してくださるので申し分ありません!

 

また、各章の文量も程よくテンポよく読み進められるので、読んでいて飽きが来ることはありません。

 

10人2年目研修医がいたら、10人がおすすめする名著なのでまだ購入していない方は是非手に取って読んでみてください。

 

4.おすすめの使い方

●各章の末にある参考文献の論文を読む

●ローテ中に学んだことをこの本に書き込んで集約化する

まずこの本で紹介されている論文は総じて読みやすいものが多いです。

 

これまで英語論文を定期的に読んでこなかった研修医(もれなく自分もです笑)にとっても挑戦しやすい!

 

周囲の同期を見てもあまりここまで読み込んでいる人はいなかったので興味がある方、

 

より深く学びたい研修医2年目の先生は是非取り組んでみてください。

また、ローテ中に学んだことをノートのように本書に書き込んでいくのもおすすめです。

 

覚えるべき大切な知識を一つに集約することで何度も復習するきっかけになりますし、

 

何より上級医から見て手軽に頑張って勉強してる感が得られます。笑

 

5.まとめ

研修医が良い臨床研修を始める上で必須の参考書の一つである

以下に要点や基本情報をまとめました!
購入する際の参考にしてください。
【基本情報】
タイトル:内科レジデントの鉄則 第3版
著者:聖路加国際病院内科チーフレジデント (編集)
出版社:医学書院
発行年月日:2018/4/16

 

【分野】
内科 総合内科 プライマリケア

 

【タイプ】
症例・疾患ベース

 

【ターゲット】
国家試験終了後の医学生~初期研修医1年目(特に前半)

 

【推定読了時間】
10-12時間

 

【背景・作者の想い】
●蓄えた知識を最大限生かし、緊急性・重要性を判断したうえでいかに行動するかに主眼を置いている。

 

●良く遭遇する症例をベースに、必須の知識の整理、適切なワークアップ、具体的な初療が学習できるような教科書を目指している。

 

【学べること】
●現場でよく遭遇する症候の鑑別
例)入院中の患者の発熱で見逃しやすい、想起すべき原因は?(7つ)

 

●内科救急の具体的初期対応
例)高Kの重症度判定と具体的な治療薬は?(投与量も含め)

 

●悩ましい入院患者の管理
例)refeedingで想定すべき電解質異常は?

 

  【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:

 

 

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