今回は、スポーツ医学を学んでいて感じる疑問の一つ、
スポーツ選手における摂食障害とは何か?
といった疑問についてAntaaスライドにまとめました。
臨床でも意外と実際に診療にあたることも多いため、理解を深めましょう👇
Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。
日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。
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※今回の記事は普段よりお世話になっている、
アンター株式会社COOの西山様含め、
Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。
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以下、スライドの文章まとめです。URL等参考にしていただれば幸いです◎
1. 摂食障害(神経性食思不振症) 5分で学べるスポーツ医学
2. 摂食障害とは?特徴と分類 【特徴】 ●食べる量が極端に少なかったり、食べても嘔吐してしまう 精神疾患 ●肥満恐怖・身体イメージの障害・食へのこだわりが原因 ●審美系スポーツ(バレエ・フィギュアスケート)で多い 【分類】 ●神経性やせ症(BMI<18.5は危険!!) ・摂食制限型:意図的な激やせ ・過食・排出型:無茶食い嘔吐にあけくれる ●神経性過食症 ・正常体重で過食と嘔吐を行う 引用: 神経性食思不振症治療ガイドライン / 第32回健康スポーツ医学講習会『メンタルヘルスと運動』 BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗
3. 女性アスリートの3徴 貧血 疲労骨折 諸悪の根源! ●女性アスリートの摂食障害は一般女性の3倍も多い ●エネルギー不足が様々な疾患を生み出す
4. アスリートに適した食事とは? 【ポイント】 ●『主食・主菜・副菜』のそろった食事を最低1日2回! ●牛乳・乳製品と果実を組み合わせて! 【推定エネルギー必要量の計算とPFC比】 ●推定エネルギー必要量(kcal/日) 基礎代謝基準値×体重×身体活動レベル(PAL) 例:ジェシー(20歳女性 170㎝ 50kg BMI17.3 活動量高い) 標準BW換算で3001kcal(イメージよりかなり多い) ●PFC比 Pたんぱく質20% F脂質20% C炭水化物60% 引用: 『アスリートための栄養・食事ガイド』 / 第32回健康スポーツ医学講習会『運動と栄養・食事』
5. 摂食障害まとめ ●ダンスは審美スポーツ・芸術の側面が強いため ダンサーには摂食障害が多いといわれている。 ●摂食障害は骨粗鬆症や無月経などを引き起こす。 ●食生活を聴取し、BMIを意識することが大切 ●ダンサーにはアスリートに適した食事が必要
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