この記事では、SNSやセミナーでよくいただく質問にお答えします!
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今回は、忙しい毎日の中で勉強の時間をどう作るか?「効率的な学び方」
について深掘りしてお話しいたします。
質問
最近勉強したいと思っても、時間が作れる頃には疲れて寝てしまったりとか、他の作業に時間を取られてしまったりとか、集中力が続かないとかで、勉強したいことや読みたい本が溜まりすぎてなかなか進まなくて。 私のやる気の問題なのか、効率の問題なのか、研修医の頃と違った悩みを抱えております、、
日々の診療の中で疑問や学びたいことは沢山溜まるしメモも残すんですが、思ったより外来だったり病棟だったりで時間を取られてしまって、帰る頃には疲れてしまってることも多くて…。
上手い時間の使い方とか、先生が普段意識されていることがありましたら、アドバイス頂きたいです。
👉最近、勉強したいと思っても時間が作れない、集中ができないという悩みですね。
回答
まず、「多読のすすめ」をさせていただければと思います。
集中力が出にくい時というのは、誰もが経験することでしょう。
私自身、仕事でつかれたあとの夜に慣れていない領域の勉強をするのは、脳への負荷が高いと感じます。
この理由としては
“一回読んだだけで全部覚えようとすると疲れてしまうし、その読み方は結構時間がかかる”
からではないかと感じています。
そんな時は、、まずはざっと流し読みしてみましょう。
とにかく多読をする(=同じような領域の本を数多く流し読み)していると、重要な箇所や情報は何度も出てくるため、重要ポイントが自然と頭に入ってくるのです。
板にペンキを塗る際に、一箇所を入念に塗り固めるのではなく、まずは広く薄塗りをするイメージが近いでしょうか。
多読を続けていくと、読んだことがあったり一度見たことがある項目に関しては、読むスピードがどんどん早くなります。
横断的に同じ分野の医学書をあえてたくさん多読することで、大切なところ、覚えないといけないというポイントは自ずと見えてくるというわけですね。
では実際に、隙間時間や業務後に少し読むとき、短い時間でいろいろな本を読みたい場合どうすれば良いのでしょうか?
おすすめなのは、まず目次を見て、自分が本当に勉強したいところから読んでみる方法です。
「全部を真面目に通読しようと思わなくていいので、肩の力を抜いてリラックスして読み始めてみて!」
というのが私からの一番伝えたいメッセージです。
もちろん、通読を完全に否定するわけではありません。
しかし通読と比較すると、必要な知識だけを取捨選択して読む方が効果的ではありますよね。
通読して一読で理解できなかった部分が気になって、その後読み進めても知識が頭に定着しにくいこともあるでしょう。
そんなときは思い切って、”現在の業務に役立つ情報を優先し、不必要な部分は飛ばしてみましょう。
特に忙しい時は、自分の知識として定着させたい部分にフォーカスして読むことがおすすめです。
とは言え、ちなみに自分が医学書のレビューを書くときは、流し読みでは書けないので、結局は通読しています笑。
私のレビューの「読了時間」ですが、こちらは自分の通読している時間を示しています。
(自分の専門領域である救急領域の本とかだとかなり慣れてきているので、1、2時間プラスして書いてみたりしています。)
少しでもみんなの読了時間の参考になればと思って書いているので、ぜひ書き溜めている医学書レビューも参考にしてみてくださいね!
各種SNSやセミナーでもらった質問で、きっとみんなもぶつかる壁となるであろう本質的な質問やテーマをベースに今後も回答していきたいと思います。
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