ライフハック

医学書は通読しなくていいという話【無駄のない意味のある読書をしましょう】


 

 

今回は医学書の読み方についての記事です。

この記事を読んでくださっているような方々はおそらく勉強熱心な方なので、

もしかしたら日々医学書を読む習慣がある方も多いでしょう。

ですが、「ただ医学書を漫然と読むだけ」では、時間効率を考えると時間対効果が悪い事もあります。

もちろん定期的な勉強習慣があることは大変素晴らしいことですが、

せっかく読むのなら意味のある医学書の読み方を意識してみましょう。

ここでいう意味のある医学書の読み方とは、いわゆる趣味娯楽の読書として時間を使うのではなく、自己研鑽としての読み方です。
もし医学書を読むのがなによりの息抜きなんです!という方がいましたら、それはそれでいいことだと思います。

1.医学書を読む理由

医療従事者はなぜ、医学書を読むのでしょう?

知識を付けたいから?
上司に勧められたから?
このサイトの医学書レビューを読んだから?(もしそうなら嬉しい限りです笑)

どれも正しいようで、実は若干ずれていると私は思います。

意味のある医学書の読み方とは、読んだその日からの

●治療介入や診察、手技などの方法や選択

●鑑別を考えるときの思考法

変えるための読書

であると考えます。
簡単に言うと、読んだその日からの業務がよりよくなる!読書法です。

例)聴診の勉強をしたから、今日からは少し自信をもって積極的に救急外来に来られた患者さんの胸部聴診をしよう!と思うなど

まとめると、医学書を読む理由は読んだその日からの自分の思考や業務をよくするため

と私は考えます。

2.あまり意味のない医学書の読み方

「この医学書、ためになったな~、勉強になった。」

と漠然と感動している場合ではありません。

それでは今後、医学書で学んだような患者さんが来た時に

治療介入が変わるかというと、私は変わらないと思います。

しかも、そういったあいまいな読書で得られた知識は1週間もするとだいぶ薄れてしまいます。

行動に移すことを意識して読んで、実際に行動することで知識は定着するんです。

そうはいっても、つべこべ言わずにたくさん医学書を読んで、知識の積み重ねをすることがが大切だと考える方もいます。

そういった方々はおそらく、医学書を読むことを筋トレのようなものだと勘違いしています。

たくさん読めば自然と良い医療従事者になれると勘違いしているんです。

ただ薄れていく知識を漫然と身に着けるように読むのと、

今日からの業務をどう改善していくかを意識しながら読むのと、

どちらがより意味のある読書であるかは言うまでもありません。

3.医学書を通読するのは果たして効率的なのか?

一般論として、医学書は他のジャンルの参考書より値段が高いです。

そんな背景もあってか、医学書を購入すると

せっかく買ったんだから、全てのページを読まないともったいない!

と考えてしまいがちです。

おそらく、医療従事者の方々は根がまじめで勤勉な方が多いので

きっちりと通読する方がいいと思ってしまうのでしょう。

ですが、私は医学書は読み飛ばしまくっていいと思います。

今の自分にとって学ぶべきと判断した知識を取捨選択して、

意味のある知識のみをひたすら詰め込む作業に特化すべきです。

例えば、初期研修医は今の自分の立場では裁量できない手術の細かいスキルを学ぶ必要はないんです。

ざっくりと手術の内容を学ぶことに意味はあると思いますが、

細かいスキルは自分が執刀医になった時、必要になった時に学べばいいんです。

この例えは大袈裟ではありますが、この知識が今必要か?と常に疑うことは大切です。

そして、つまらなかったり難しすぎるなと思ったら、読むのをやめてもいいんです。

つまらなかったり難しいと思っても、もったいないからという理由だけで

医学書を読み進めてしまう方がいます。

これは目的と手段が逆転してしまっています。

つまらないなと思いながら読んでも、本を読むスピードは落ちますし、知識の定着も悪いです。

そんな読書に時間を使う必要はありません。

世の中には今のあなたに合った面白くて素晴らしい本がたくさんありますから。

しかも、医学書はメルカリでも売れやすいのでつまらなければ売ってしまえばいいんです笑

ある程度新しい本であれば半額くらいは手元に残るでしょう。

金額よりも一番もったいないのはあなたの持つ貴重な時間です。

その時間を、他の素晴らしい医学書を読み進める時間に充てましょう。

4.取捨選択して、たくさんの医学書を読みまくろう

今の自分にとって、意味のある医学書を探し続けましょう。

勤務経験年数や立場によって、自分にとって意味のある医学書は刻一刻と変化します。

私が思うに、みなさん医学書を購入する閾値が高すぎます。

私は研修医生活2年間の間に約100冊ほどは医学書を読みました。

100冊が多いかどうかは置いておいて、やはり仕事に生かせる知識を付けるにはある程度の冊数の本を読むべきでしょう。

繰り返し言いますが、読むのをやめた医学書はメルカリで売ればいいんです笑

もったいないという理由で医学書を買わないのはもうやめましょう。

今日から、積極的に意味のある医学書を購入することを強くお勧めします。

5.まとめ

今回の記事のまとめはこちら👇

●医学書は、読んだ後からの行動・思考を変えるために読む!

●漫然と読む・漫然と通読するのは時間の無駄!

●つまらない・難しすぎる医学書はすぐメルカリで売る!

●今の自分にって意味のある医学書をもっと積極的に購入しましょう

いかがでしたでしょうか。

私は、皆さんにとって意味のある一冊を見つけられるよう

ターゲットや学べる内容、そしてオススメの読み方までくわしく解説した医学書レビュー

定期的に書いていますので、

そちらも是非参考にしてください。具体例はこちら👇

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じゃあ、意味のある読書の方法って具体的になんだよ?

と疑問に思った方もいらっしゃると思います。

今後その方法についても記事にまとめようと思いますので是非参考にしてみてください。

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今後も定期的に記事を更新していきますので
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