ライフハック

【Antaaウェビナー】『SNSから始まる新たなキャリア』【アーカイブ動画あり】

先日、書籍『みんなの救命救急科』の出版関連のオンライントークイベントとして、

『SNSから始まる新たなキャリア』

というテーマでお話をさせていただきました。

総勢50名を超える医師の方々にご参加いただき、嬉しい限りでした。

SNS活動でご活躍されているゆっくり救急医先生との、医師のSNS運営についての座談会は本当に楽しかったです。

加えて、書籍の中の肝となるABCDアプローチや、ゆっくり救急医先生による素敵な肺エコーのレクチャーもご視聴いただけます。

興味がある方は以下のURLより視聴できるので是非ご覧ください👇

【下記のAntaa ChannelのURLで動画のアーカイブは視聴可能です】

https://qa.antaa.jp/stream/contents/334

 

Antaaとは、医師・医学生向けのオンラインプラットフォームのことです。

日々の情報のアップデートと、日本各施設で活躍されている先生方の近況が知ることが出来て、私自身とても毎回刺激を受けております。

Antaaではこのようなスライド含め、様々なコンテンツがFacebookグループ・アプリで日々配信されていますので、以下のリンクより登録し視聴してみてください!(なんと無料です!)

⭐️Antaa医師医学生限定Facebookグループはこちらから

⭐️Antaaアプリダウンロードはこちらから👇
(iOS版)
(Android版)

 

※今回の記事は普段よりお世話になっている、

アンター株式会社COOの西山様含め、

Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。

詳細はコチラをチェック👇

『Antaa』とは?【登録無料!医学生・医師向けオンラインプラットフォーム】医師は一生学び続けなければならない仕事と、世間一般的には言われています。 日々忙しく働く中、自分自身の専門家の知識は深まっていく一方で、 他科の情報や知識のアップデートは難しいなと感じている先生方も多いと思います。 また、研修医の先生方はまだまだ慣れない職場は、毎月のローテで仕事に慣れるのに精一杯の中、自己研鑽の時間を確保できないこともあると思います。 今回は、そんな悩みを解決する参考になればと思い、 日々僕自身もお世話になっている医師同士の情報共有プラットフォームである『Antaa』についてご紹介させていただきます。 その中でも、自分自身がAntaaの中で普段多用させていただいている 素晴らしいツールを3つ厳選して紹介したいと思います。 今回の記事は普段よりお世話になっている、アンター株式会社COOの西山様含め、Antaaにて執筆の許可をいただいている記事になります。...

【スマホ向け】

【PC向け】

 

今回のウェビナーでも扱った、ABCDアプローチについて、書籍で学びたい方はコチラ👇

以下、スライドの文章まとめです。URL等参考にしていただれば幸いです◎

  1. 本スライドの対象者

    医学生/研修医/専攻医

    内容

    書籍『みんなの救命救急科』の出版を記念したオンライントークイベント『SNSから始まる新たなキャリア』で解説したスライドになります。

    P1-18:踊る救急医(三谷 雄己)https://twitter.com/houseloveryuki

    P19-25:ゆっくり救急医 https://twitter.com/Yukkuri_991

    【下記のAntaa Channelで動画のアーカイブは視聴可能です】

    https://qa.antaa.jp/stream/contents/334

    【Amazon書籍ページ】

    みんなの救命救急科

    https://www.amazon.co.jp/dp/4498166442

    参考文献

    • みんなの救命救急科

スライド本文

  1. JCSⅢ-300です! 血圧が60です! 脈が触れません! 救急診療では 迅速な判断が重要

  2. どこで診ますか? 採血と点滴は どうしますか? 待合の患者は どうしますか? 意思決定すべき ことがたくさん… 何から手をつけよう…?

  3. 処置室で! ルートは18G リンゲル液で2本確保で! この患者さんを 優先して診よう! 上級医は瞬時に 意思決定している…

  4. 処置室で! ルートは18G リンゲル液で2本確保で! この患者さんを 優先して診よう! ABCDアプローチ を真に理解できているかどうか! 両者の違いは…?

  5. ABCDアプローチ 酸素の取り込みの順に評価+介入

  6. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ (ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey ABCDアプローチ

  7. 重症かもしれない… 緊急度の早期認知が大切 どこで対応する? マンパワーは十分? 資器材の準備は?

  8. ❝いままであなたが言った中で 一番勇敢な言葉は?❞ 僕がたずねると馬はこたえた. ❝助けて❞ ― Mackesy C. The Boy, the Mole, the Fox and the Horse.

  9. 重症患者の初期対応

  10. 救急外来診療の流れ 救急隊からの連絡 打ち合わせ (ブリーフィング) 第一印象の評価 Primary survey ABCDアプローチ

  11. 例) 気道の評価項目 【具体的な手順】 ①声掛け➡②聴診➡③視診

  12. ①声掛け 発語があればOK 発声なし 曇り声は 緊急!!

  13. ②聴診 ストライダー(吸気時喘鳴)がないか ➡あれば挿管が必要な可能性↑ 完全閉塞時 呼吸音は 聞こえない!

  14. ③視診 ●吸気時にどのように呼吸筋を使っているかを確認 ●胸とお腹が交互に動くシーソー様の呼吸が特徴 気管牽引 陥没呼吸

  15. 胸が上がっていれば気道はOK…? 胸の上がりだけで評価してはならない!

  16. Primary Surveyの評価ポイント ●バイタルサインのみを当てにしない! ●五感をフルに使って評価! ●第一印象でBCDに  異常を認めても必ずAから診察  ➡Aから順に問題を解決していく

  17. もっとABCDアプローチを深めたい! そんなあなたのために作りました

  18. 救急外来で素早く肺の状態を評価するために,エコーが役立つことがあります. まずは気軽に鎖骨中線第3肋間にプローブを当ててみましょう.

  19. 肋骨 皮下組織

  20. Lung sliding A line 肺実質の表面の高エコー領域=臓側胸膜 呼吸に合わせて胸膜がぬるぬると滑るのが正常 肺実質中の水平で高エコーなラインのこと 胸膜によるアーチファクトで,肺の含気を示唆 肋骨が両端に見えるのが 正しいview

  21. 異常所見❶ B lineの出現 肋骨 皮下組織 オーロラ様の線・帯状の高エコー 1肋間あたり3条で陽性 肺水腫で出現  液体成分増加, 血管透過性亢進の病態で出現 多肋間で見ると精度が上がる  前胸部, 側胸部, 後側胸部など

  22. 異常所見❷ Lung slidingの消失 肋骨 皮下組織 胸膜のすべりが観察できなくなる 気胸で陽性 重度の喘息, COPDでも出現 MモードではBarcode sign 正常像はSeashore sign

  23. エコー学習者の3段階  ❶ プローブを当てても異常所見に気づけない  ❷ 言語化はできないが, 違和感を感じて悩む  ❸ 異常所見を発見し, 説明できるようになる 実は ②まで成長すれば, 臨床では役に立つ!! 専門科や上級医に聞けたり, 他の所見と組み合わせて診断していけばよい YouTubeで正常像もたくさん見るのが成長のコツ