心房細動は、心臓の上室系でたくさんの信号が不規則に出現したときに
出現する不整脈です。それらの信号のうち、房室結節が数回に1回の割合で
心室に伝達することで心室は不規則に収縮します。
このように、心房細動の波形を読む時のキーワードは、
RR不整、narrow QRS、f波(細動波)の3つでしたね。
前回学習した内容についてはこちら👇
心房細動を救急外来で見た時の対応のポイントはいくつかあります。
この5つを思い浮かべながら対応を進めましょう。
上4つまでのポイントを押さえた心房細動で来院された方の
治療介入後の対応で、帰宅させていいのか、入院させるべきなのかは
どの様に判断するといいでしょうか?
動悸や胸苦しさを主訴に来院された方は、
多くの場合処置の後に帰宅可能です。
血行動態が不安定、Rate controlができないなどの不安要素や、
受診前後で失神などを疑う所見があれば入院を考慮しましょう。
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