自分は当直業務を新たにスタートしたばかりの初期研修医。体力が持たない…
夜の勤務を少しでも快適に過ごすTipsを知りたいな…
夜の勤務は、医療従事者にとって避けられない現実であり、その中で生じるさまざまな問題や疑問が生じます。
私自身、日々夜勤や日当直を含む交代勤務制で働く中、「健康的に過ごす方法」や「疲れを残さない生活のコツ」を探していました。
そんな中、本書のタイトルに目が止まりました。
本書については、救急医や睡眠専門医、看護師という異なる視点からのアプローチが特徴的で、夜の勤務に関する総合的なノウハウが詰め込まれていると感じました。
その上、ジャケットのデザインも魅力的であったため購入を決意しました。
本書を読むことで、今後夜勤を行う際のストレスは激減します!
今回、慣れない夜勤を行うすべての医療従事者のためのガイドブックとして読むべき一冊として自分が自信をもっておすすめするのがこちらです👇
これからご覧いただく医学書レビューは、
これまで研修医時代に100冊以上の医学書を読み、
その中でもオススメの医学書のレビューを月5冊以上書いている
ある救急科専攻医のレビューです。
医学生や研修医、各分野の初学者の気持ちが痛いほどわかるので、
是非この一冊を手に取ってみたいと思っていただけるようなレビューを心がけています!
1.本書のターゲット層と読了時間
【ターゲット層】
当直業務を新たにスタートしたばかりの初期研修医、救急外来で頻繁に夜勤を繰り返す医師、夜の勤務が定常的な看護師などを含む、幅広い医療従事者
【推定読了期間】
6-7時間程度
です。
2.本書の特徴
本書は、志賀 隆・伊田瞳・かげ先生が執筆された、
【本書の特徴】
●救急医、睡眠専門医、看護師の3者3様の視点から夜の勤務に関する問題や対策を網羅的に解説
●「夜の勤務に特有」の課題や問題点に深く、かつ具体的に寄り添った内容
が特徴の一冊です。
本書を読むことで学べる項目は特徴的なものをピックアップすると、このようになります👇
【本書で学べること】
●夜の勤務時のチーム作り、申し送りのコツなど明日から使えるTips
●経験と科学的知見に基づいた、夜勤中の適切な睡眠の取り方
●夜間に起こりうるトラブル全般に対する、普遍的な対処法
これらは夜勤を行う可能性のある先生方にとっては、今後どのような診療科に進んでも学んでおくべき大切な事項であると思います。
3.個人的総評
【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:
本書の特徴はなんと言っても、
救急医、睡眠専門医、看護師の3者3様の視点から夜の勤務に関する総合的なノウハウを解説している点です。
本書は、初期研修医や頻繁に夜勤を繰り返す医師、さらには夜の勤務が定常的な看護師など、幅広い医療従事者におすすめできる内容となっています。
医学生の授業に「夜勤」という科目はありませんが、夜通し神経をとがらせておく必要がある夜勤について学んでおくことは、非常に重要です。
例えば夜勤時のチーム作り、睡眠の取り方、患者の安定化のための予防策、そして夜間のトラブルへの対応方法などに焦点を当て、実際の医療現場での経験やエビデンスを基に、具体的かつ実用的なアプローチを提供しています。
特に、夜の申し送りや救急外来での患者対応に不安を感じている人には、多くのヒントや解決策を提供してくれます。
明日から使える夜勤のTips・ノウハウが詰まった本書を読むことで、大きく不安が減るのではないのでしょうか。
自分以外の専門家の知識をもとに、多角的な理解を得ることができるようになる本書が、自分が初期研修医の時にもあったらなぁ…と羨ましく思いました。
夜の勤務に特有の課題や問題点に深く、かつ具体的に寄り添っている点が非常に印象的であり、現場で直接役立つ情報が多く盛り込まれていることが評価できると感じます。
一度通読して夜勤でのノウハウについて学んだ後は、半年後や一年後はもちろん、今後医師として診療に当たる上で一生活用することができる一冊なのではないでしょうか。
これらは本書の個人的な評価であり、しかも何様だよと言われてしまうことは重々承知ではありますが、自分は
本書は、慣れない夜勤に挑むすべての医療従事者にとって目から鱗のガイドブックである!
と感じました。
4.おすすめの使い方・読み進め方
【本書のおすすめの読み方・活用方法】
●落ち着いた時間に、これまでの夜勤中の悩み思い出しながらまず通読!
●興味のある分野を目次を通じて読んで見る
●その後は夜勤を通して読み直して実践!
個人的におすすめの使い方をご紹介します。
著者個人の意見としては、
本書を手に取った先生自身のきっかけとなった疑問や困難を思い出しながら、一通り通読して全体の流れや構造を把握することから始めてみましょう。
当直明けなどの落ち着いた時間に3-4時間かけてじっくりと読むことで、深く内容を理解することができると思います。
次に、目次を参考に、興味を引くテーマや疾患に焦点を絞って読みすすめていきましょう。
例えば、睡眠衛生法や現場での具体的な対応策については、2時間程度でサクッと読むことも可能でした。
章や節のタイトルを確認し、ノウハウなど重要と感じる部分には付箋を貼っておくことで、後で簡単に参照できるようにすることがおすすめです。
そして何よりも、実際の勤務中に本書の内容を思い出し、具体的に実践してみることが、最も効果的な学びの方法と言えるでしょう。
夜勤のタイミングで読み直し、ぜひ実践してみてくださいね。
5.まとめ
【本書のまとめ】
本書は、慣れない夜勤に挑むすべての医療従事者にとって目から鱗のガイドブックである!
まとめると、本書は夜勤におけるノウハウについて、深く学ぶことができる本当におすすめの一冊です。
この一冊を通じて学ぶことで、
今後夜勤に入る際のストレスは激減します!
今後の学びや業務をより良いものにしたい方には是非手にとっていただきたい一冊です◎
以下に要点や基本事項をまとめましたので、
購入する際には是非参考にしていただければ幸いです👇
【基本情報】
タイトル:夜の勤務のサバイバル
著者:志賀 隆・伊田瞳・かげ
出版社:メディカル・サイエンス・インターナショナル
発行年月日:2023年3月
ターゲット層は、
当直業務を新たにスタートしたばかりの初期研修医、救急外来で頻繁に夜勤を繰り返す医師、夜の勤務が定常的な看護師などを含む、幅広い医療従事者
推定読了期間は
6-7時間程度
【本書の特徴】
●救急医、睡眠専門医、看護師の3者3様の視点から夜の勤務に関する問題や対策を網羅的に解説
●「夜の勤務に特有」の課題や問題点に深く、かつ具体的に寄り添った内容
【本書で学べること】
●夜の勤務時のチーム作り、申し送りのコツなど明日から使えるTips
●経験と科学的知見に基づいた、夜勤中の適切な睡眠の取り方
●夜間に起こりうるトラブル全般に対する、普遍的な対処法
【評価】
必要性:
本の薄さ:
わかりやすさ:
面白さ:
継続使用度:
オススメ度:
※Amazon評価:
【本書のおすすめの読み方・活用方法】
●落ち着いた時間に、これまでの夜勤中の悩み思い出しながらまず通読!
●興味のある分野を目次を通じて読んで見る
●その後は夜勤を通して読み直して実践!
【本書のまとめ】
慣れない夜勤に挑むすべての医療従事者にとって目から鱗のガイドブックである!
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