医学英語って、勉強しないといけないのは知ってるけどハードル高いですよね…
しかも時間かかりそうだし…
僕も医学生の頃、医学英語に対するイメージはそうでした。
しかし、教材を選べば短時間で基本的な医学英語を学習することは可能です!
今回は、実際に僕が医学生の時使い始め、研修医になってからも役に立った、
『話せる医学英語』
という本について紹介していきます!
この記事は、
・医学英語を学び始めてみたい医療従事者のみなさん
・医師国家試験の英語問題対策の参考書を探している医学生のみなさん
・外国人患者さんが外来に来た時困ったことのある研修医のみなさん
に読んでいただきたいです!
これからご覧いただく医学書レビューは、
これまで研修医時代に100冊以上の医学書を読み、
その中でもオススメの医学書のレビューを月5冊以上書いている
ある救急科専攻医のレビューです。
医学生や研修医、各分野の初学者の気持ちが痛いほどわかるので、
是非この一冊を手に取ってみたいと思っていただけるようなレビューを心がけています!
1.内容の紹介
この医学英語の参考書『話せる医学英語』は、
本の主な内容としては、各症候別に登場する患者さんとの英会話と、診察の後の指導医からのフィードバックがメインです。
主な特徴としては、
・英文の下にすぐ日本語訳がついている!
・関連する英単語がまとめられている!
ことです!
医学英語を学び始めた段階では、文章を読むたびに英単語を逐一調べるのが本当にストレスとなります…
そんなストレスがないのがこの本の良さ!
これは実際に読んでみると実感できると思います!
その他の内容としては、医療面接で用いられる英語での質問が網羅的に載っています!
痛みの性状をOPQRSTにそって聴取する、具体的な質問がまとめられているので、
先日腹痛で救急外来に来院したインド人の問診でも大いに役立ちました。笑
また、外人の病気に対する恐怖への共感や、各国の医療現場で用いられる重さや長さの単位などの医療現場で役立つコラムがちりばめられているのもうれしいところ♪
2.医師国家試験の英語問題対策にも最適?!
・各診療科の基本的な英単語が網羅的に覚えられる!
・症例の疾患は典型的なものが多く、実際の医師国家試験で出題されそうなものばかり!
3.まとめ
この『話せる英会話』をおすすめするポイントとしては
・医療現場での英会話のダイアログ方式で、すぐ実践できる!
・英文の下に日本語が付いていて、いちいち英単語を調べるストレスがない!
・基本的な解剖や、役に立つコラムも盛りだくさん!
・約150ページ、3-4時間で読破できる丁度いい分量!
・網羅的に短時間で学べるので医師国家試験の英語問題対策にも最適!
の5つです!
興味を持っていただけた方は是非チェックしてみてください👇
【基本情報】
タイトル:話せる医学英語
著者:荒木 勤 / 田尻 孝 / 矢沢 珪二郎
出版社:金原出版
発行年月日:2010/05/20
【ターゲット層】
・医学英語を学び始めてみたい医療従事者のみなさん
・医師国家試験の英語問題対策の参考書を探している医学生のみなさん
・外国人患者さんが外来に来た時困ったことのある研修医のみなさん
【本書の種類】
通読系・目次系
【推定読了期間】
3-4時間程度
【本書の特徴】
・3-4時間で読み切れる分量!
・各診療科の基本的な英単語が網羅的に覚えられる!
・症例の疾患は典型的なものが多く、実際の医師国家試験で出題されそうなものばかり!
【まとめ】
網羅的に短時間で学べるので医師国家試験の英語問題対策にも最適!