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【8W公開用】苦手を得意に変える!救急外来の薬剤総まとめセミナー

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国試では一般名やカルシウムブロッカーで覚える薬を、いざ救急外来で「どの名前で・どれくらい・どう使うか」に落とし込むのは怖いもの。このセミナーは、そのギャップを埋めるための2時間です。前半は佐藤先生が「薬から場面を逆引き」、後半は三谷がABCDと心停止に沿って「さじ加減」まで深掘りします。

前半|薬からアクションを逆引きする(佐藤かすみ先生)

薬の前に押さえる3つの大原則

1ABCD+バイタルを必ず評価気道は秒・呼吸は分・循環は時間・意識は日の単位で命に響く。第一印象30秒+バイタル2分で網羅的に。
2背景(プロファイル)を短時間でも見る既往・内服・アレルギー。お薬手帳をパラパラめくるだけで鑑別とリスクが変わる。
3どんなに忙しくても2分は身体診察検査だけで意思決定せず、直接会う。「思ったより重症」「鑑別が違う」に気づける。

そのうえで「まず1個の薬を軸に覚える」。軸ができると周辺知識が一気に付いてくる、という学び方が今回の背骨です。

5つの場面 × 鉄板の1手

1ショックノルアドレナリン持続静注「5アン+生食45=50mL」で0.05〜0.1γ開始。輸液を置き去りにしない。
2痙攣(重積)ジアゼパム5〜10mg静注5分で重積、30分で後遺障害。第1→第2(ホスフェニトイン)→第3を一気貫通で止める。
3高カリウム血症カルチコール→GI療法心臓を守る→細胞内に隠す→体外へ出す(ロケルマ/透析)の3段構え。
4アナフィラキシーアドレナリン0.5mg 筋注大腿外側へ。ためらわない。抗ヒスタミン薬・ステロイドは主役ではない。
5喘息発作メプチン吸入+リンデロン即時の吸入+地固めのステロイド。帰宅後の内科受診指示までがワンセット。
おまけ:制吐薬メトクロプラミド(プリンペラン)は、特に若い女性でアカシジア(錐体外路症状)が出ることがある。急速静注を避け点滴静注で。

後半|ABCDと心停止で「さじ加減」を深掘り(三谷雄己)

味塩コショウ(=前半の鉄板)で大体おいしくなる。そこに岩塩や粒胡椒を足して60→90点にする容量調整を、ABCDに沿って解説しました。

A:気管挿管

鎮痛・鎮静・筋弛緩の総おさらいと、少なめから足していく「無理やり1の法則」。血圧が下がりそうならケタミン、血圧低下に備えてノルアドを希釈ボーラス。挿管で本当に怖いのは気道より循環抑制

ショック/出血性ショック

血圧=心拍出量×血管抵抗で「入れる・閉める・叩く」を選ぶ。多発外傷・出血性ショックでは細胞外液の入れすぎで希釈性凝固障害を招くため、緊急輸血を早く。RBC/FFP/PCの単位と閾値まで整理しました。

心停止(ACLS)/B=ベイビー(小児)

VF/PEAでのアドレナリン(1mg静注)・アミオダロン(初回300→150mg)を投与タイミングごとに図解。小児は「体重按分だけでは決まらない」——すぐ参照できる準備と、骨髄路・輸液20mL/kg・低血糖の見逃し回避を強調しました。

このセミナーのテイクホーム

  • 1当直につき薬を1つ、「いつ・どの証拠で・どう使う・何に注意」の4点セットで覚えて帰る。
  • レシピ(組成・目安量)は1パターンに固定し、思考は「なぜこの病態か」に回す。
  • 薬を軸にすると、場面の動き方と考え方がまとめて身につく。

🔒 Qラボメンバー限定の深掘り記事も作成中です

後半で三谷が扱った「さじ加減」の部分は、さらに踏み込んだQラボメンバー限定の公開記事として現在準備を進めています。

🔒限定記事① ショックの治療 ― 入れる・閉める・叩くと緊急輸血
血圧の生理学から、輸液 vs 緊急輸血の分岐、カテコラミン開始のタイミングまで。
🔒限定記事② カテコラミンの使い方 ― 佐藤×三谷のコアな対話から
ノルアド組成と初期量、施設ごとの流儀、ドブタミン/アドレナリンの「出所」まで。

そちらも興味がある方は、ぜひQラボへの入会をご検討ください。今日のセミナーで「もう少しコアな話が聞きたかった」という方にこそ届く内容です。

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※ 本記事はセミナー内容の要約です。実際の投薬は各施設のプロトコル・患者個別の状況に従ってください。