さて、救急対応している患者さんの心電図を見てみると、
こんな波形でした。これはなんの波形でしょう?
そう、心房細動ですね!(タイトルでネタバレしてしまっているでしょうか?笑)
心房細動とは、心臓の上室系でたくさんの信号が不規則に出現したときに
出現する不整脈です。
それらの信号のうち、房室結節が数回に1回の割合で
心室に伝達することで心室は不規則に収縮します。
このように、心房細動の波形を読む時のキーワードは、
RR不整、narrow QRS、f波(細動波)の3つですね。
とくに、RR間隔がばらばらというのが心房細動の診断に近づくためのポイントとなることが多いです。
心房細動は基本的に上室性起源なので、narrow QRSとなることが多いです。
そのため、しばしばnarrow QRS 頻脈の鑑別に登場します。
ここでもまずは、リズム不整があるかどうかがポイントとなりますね。
しかし、心房細動の鑑別はwide QRSの頻脈性不整脈として出現することも
あるんです…これについては次回学習していきましょう◎
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